その他<過去のお知らせ>

この度、文化と歴史をエンターテイメントで読み解く活動をされている任意団体『ヨミトク会』より、同団体作成の紙芝居に「小夜左文字」の名称を使用し企画したいとの打診があり、これを許可しました。
当財団は「小夜左文字」の名称の使用を許可しましたが、企画、内容などについては一切関わっておりません。
本件に関する問い合わせはご遠慮ください。


今や生活必需品となったマスクの洗い方を掲載しております。
咳エチケット、濃厚な接触感染や直接鼻や口に触れる頻度を減らすための使用にお役だてください。


倶利迦羅不動寺の展示は延期となりました。

期間:

2020年10月14日(水)~2020年10月19日(月)の6日間

俱利迦羅不動寺との協議では、会場内の空気の流通・換気や、来場者およびスタッフ、関係者全員の手指消毒、手袋・マスク・眼鏡やゴーグル・フェイスガードの装着など、すべての準備をして開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの第2波、第3波発生の恐れがある状況を鑑み、健康面・安全面を第一に考えた結果、展示を延期するという判断に至りましたことをご報告いたします。

なお、次回の開催時期については大崎市、薬師寺、俱利迦羅不動寺とも協議をしておりますが、詳細な日程等は未定です。
新しい第一歩をWithコロナのなかで進められるよう、医療系メーカーとしての工夫も含めて検討して参ります。

詳細が決定次第、当財団HPおよびTwitterにてお知らせいたします。


宮城県大崎市での展示は中止となりました。

期間:

2020年5月29日(金)~2020年6月1日(月)の4日間

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止対策として、2020年5月29日(金)~6月1日(月)に開催を予定しておりました宮城県大崎市での刀剣展示は、中止することとなりました。
開催を楽しみにお待ちくださった皆さまには心よりお詫び申し上げます。
開催の方向で検討して参りましたが、大崎市および中鉢美術館との協議の結果、今回は中止することとなりました。
今後の開催については未定ですが、決定し次第、当財団HPおよびTwitterアカウントにてお知らせいたします。

企画内容によっては中鉢美術館との連携も検討中です。

詳細が決定次第、当財団HPおよびTwitterにてお知らせいたします。


大阪北部地震について

平成30年6月18日に発生した大阪府北部を中心とした地震により、犠牲になられた方には衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。

今回の地震での被害をご心配いただくお声を多数いただきましたが、当財団管理刀剣は今回の地震による損傷がないことを確認いたしました。
当財団管理刀剣は所々に分散し保管しておりますが、震源地付近に保管しておりました刀剣を含めたすべてに新たな傷等はついておりません。
また拵や刀装具、工芸品なども損傷はみられませんでした。

確認作業に時間を要したため、ご報告が遅くなりご心配をおかけしました。
あたたかいお心遣いをいただき誠にありがとうございます。

今後も当財団関与の展示を機に、より刀剣文化に親しんでいただき、さらには日本文化へ興味を持つきっかけとなれるよう活動して参ります。


乱藤四郎についてのお知らせ

某オークションでの名物・乱藤四郎出品が話題となっておりますが、当方は一切関与しておりません。

当財団管理刀剣である乱藤四郎は手放されておりません。

名物・乱藤四郎は、2017年6月3日、4日に山形県・致道博物館にて展示されたばかりです。

以下、当財団管理刀剣である正真「名物・乱藤四郎」との相違点をいくつか挙げます。

「吉光」の銘において、“吉”の6画目(口の底の部分)が異なります。
オークション出品刀剣の画像の“吉”の6画目は左端が縦線に付いているのに対し、当財団管理刀剣の銘は左端に付かず、右端が縦線に付いています。これらは重要図譜に載っております押し型等でもご確認いただけます。刀を見慣れていない方でも判断しやすい箇所かと思います。

乱藤四郎のハバキは金無垢の埋忠(うめただ)二重ハバキであり、オークション出品刀剣に付属しているのは一重ハバキであるという点でも異なります。

付属している重要刀剣指定書の真偽は画像では判断できませんが、乱藤四郎の重要刀剣指定書は財団法人日本美術刀剣保存協会から平成二十八年に再発行されており、その画像にある証書はたとえ本物の指定書であったとしても無効です。

折り紙も当方にあるものと内容が異なります。長寸の表記や代金の枚数、花押など。

画像にある銃砲刀剣類登録証は平成二十七年交付となっておりますが、重要刀剣指定書の日付は昭和五十年となっております。もし登録証をなくしたものであれば再発行と記されているはずですが、画像の登録証には再発行の記載がありません。新たに平成二十七年九月以降に登録された刀であれば、重要刀剣指定書の認定は平成二十八年以降になるはずです。

詳細につきましてご興味のある方は講演時にご質問ください。