中鉢美術館 展示(2016)

[本展示は終了しました]

中鉢美術館の刀展が、宮城県大崎市市政10周年を記念するイベントのひとつとしての展示になりました。

中鉢美術館での刀展示の日程が1日追加となりました。
8月12日(金)~18日(木)が 8月11日(木)~18日(木)となりました。

大倶利伽羅広光または乱藤四郎のどちらかを展示するとお伝えしておりましたが、これを変更し、両方とも展示いたします。

大倶利伽羅広光および乱藤四郎、安綱(般若丸)の特別展示は、8月11日(木)、12日(金)に決定しました。
諸事情により変更になる場合がありますが、一応この二日間で仕事を進めています。
宮城県大崎市の市政10周年記念イベントの1つとしての開催になりましたため、開館は午前7時から午後7時まで。
(延長有り)

大倶利伽羅広光、乱藤四郎、安綱(般若丸)などの展示は、午後3時から閉館までの展示となります。

8月11日(木)と12日(金)には都合がつけば、中鉢美術館館長および当財団理事長の講演を予定しています。

講演参加希望の方は、中鉢美術館のホームページ(http://chubachimuseum.client.jp/)でのアンケートにお答えください。

お名前、参加する意志の有無、参加希望日(11日か12日のどちらかを記入)、講演内容についての要望、講演時間についての要望などをお伺いしています。

大崎市市政10周年記念のイベントとなりましたので、

1.

近くの市の駐車場を開放する方向で検討します。

2.

少し遠い駐車場の場合は、マイクロバス等でピストン送迎するとのことです。

3.

駐車場の地図等は、中鉢美術館のホームページ(http://chubachimuseum.client.jp/)をご覧ください。

4.

トイレも近くの市の施設の一部が使えるようになる予定です。

中鉢美術館では、薬師寺で展示した物が一部重複しますが、今回初めて展示する物を取り混ぜて展示します。

館内でのカメラ、携帯電話、スマートフォン等を使用した録音・録画・写真撮影は禁止です。

(隠し撮り、置きスマホ撮り等も固くお断りしております。万が一発見した場合は、当財団が関与する展示への永久入館禁止とともに、データの消去をしていただく場合があります。なお情報は各美術館や博物館へも伝達します。著作権などもからみ複雑ですので、必ずお守りください。ルールを守って楽しく観て、学んでいただきたく思います。)

中鉢美術館は、国宝・重要文化財の刀などが展示できる条件を満たした建物ではありませんので、今回は国宝・重要文化財の刀などの展示は行いません。

中鉢美術館での協力展示
平成28年8月11日(木)~18日(木)

真田幸村にまつわる展示

正宗(金象嵌) 道芝の露

短刀(銘を削られた村正)、および六文銭、および千鳥の家紋のついた拵え(サヤのこと)

伊達家(岩出山)伝来(伊達一門八席)

村正 刀(無銘)

薬師寺「噂の刀展」のクイズ、解答編の展示

長曽根興正 匂出来の刃文(偽物)
長曽根興正 沸出来の刃文(正真)

中茎を出しての展示となります。
(本刀は10月末ごろまで展示します)

クイズ、どちらが村正でしょうか?

村正 脇差
在銘末古刀 脇差

今回は本物と偽物の出題ではなく、よく似た作風で時代も近い作品を展示します。
(このような刀を加工して、村正の偽物が作られるのです。)

ゲームやアニメにまつわる刀の追加

長曽根虎徹(初代興里) 太刀(山田浅右衛門所持、太刀銘 虎入道)
大和守安定 刀
大和守安定 脇差(截断銘 金象嵌)
清麿 刀 左文字 短刀 二振り
堀川国広 刀

日本刀の源流にまつわる刀

安綱 太刀(在銘)

展示予定の追加

左文字 短刀(前期作、若いころの作)

左文字 短刀(後期作、小夜左文字と同じ時期の作)
〈前期・後期の左文字を在銘で同時に展示します。〉

堀川国広 刀

国吉 短刀(藤四郎の父の作)

① ② ④ は、特別展になる予定です。

8月19日以降は、一部刀を入れ換えて10月末日頃まで展示を続けます。

なお今回の協力展示は、準備が間に合えば11日(木)から、また事情が許せば21日(日)ごろまで延長する場合があります。
また、展示予定の刀は事情により変更する場合があります。

8月11日(木)と8月12日(金)の2日間、時間を限定したうえで「国認定重要美術品 名物 大倶利伽羅広光(刀)」および「名物 乱藤四郎吉光(短刀)」、「国認定重要美術品 安綱(太刀) 号 般若丸」、「左文字 2振り」、「国吉(藤四郎吉光の父)」を展示します。


中鉢美術館の常設展示

加州清光、和泉守兼定、陸奥守吉行などは、中鉢美術館所蔵の物が常設されています。

村正2振、正宗、仙台国包(初代)など当財団が関与する刀も常設展示中です。

協力展示は無償提供いたしますので、通常の入館料のみでご覧いただけます。


熱中症にご注意

  • 期間中は高温が予想されます。
  • 中鉢美術館の近くには売店がほとんどありません。
  • 従って水などはご持参ください。
  • トイレの数も多くありません。
  • トイレは駅、公民館などを利用できるように大崎市に配慮をお願いしているところです。
  • また駐車場も限りがあります(数10台分)ので、公共交通機関をご利用されることをお勧めします。
  • 特に、特別展示の大倶利伽羅広光の公開日には、極めて混雑が予想されますので、ご注意ください。

中鉢美術館情報

平成28年度中、早い時期を目指して、日本刀の源流(仮名)についての小冊子を執筆、編集することを協議し始めました。

来館記念になることも視野に入れての編集を検討しております。

主な執筆者は中鉢館長自身です。

なお中鉢美術館、日本刀剣博物技術研究財団へのお問い合わせは、執筆の集中力を欠くことに繋がりますので、ご遠慮頂きますようお願い申し上げます。